●設立背景
重度障害児の親として、子の卒業後の進路検討に際し辿り着いた『完成した場』。日本の高度に発展した障害福祉システム。それは、一般的な社会との分断、そして施設の作業内容も高度に分業化された、あまりにも余白が無い世界に見えた。 健常者や障害者のどちらか一方を主体とする社会の在り方(分断の基)ではなく、それぞれ異なる身体・知的・精神の状態の違いを尊重し互いに適切に配慮し合う事で健常者や障害者を問わず誰もがありのままの姿で自由に活動出来る社会(共生社会)の創造は、将来の経済競争力の観点においても重要な課題だと思う。創造性こそが価値の源泉になるデジタル時代なのだから。理想とする『余白だらけの場』を自分達で作り、社会変革に向け自らが主体となって取組む事を決意。障害を持った仲間が『イキイキ・ワクワク、一生を喜怒哀楽と共に過ごせ、そして仲間の個性が社会的価値に転換され続ける分断の無い共生コミュニティ』を
●存在目的
心身機能の状態に関わらず、すべての人には多様な社会貢献の可能性があり、自らの意志で自由にチャレンジする権利を人権として尊重すべきであると考えます。仲間たちの自主性に寄り添い、多様な願い・夢に自由にチャレンジできる余白だらけの場を共創する『伴走型の福祉』を実践することで、仲間の心に『プライド(誇り・生きる自信)』を育みます。そのプライドを地域活性化へ転換させる、『共感と共生のコミュニティ』を作り育みます。
●目指す世界
多様な動植物が共生する事で豊かな森林が形成される『自然の在り方』を理念とし、効率的な成長を追求する余り環境変化に貧弱な社会/個人ではなく、深く根を張り、ありのままの自分自身で誰もが輝ける社会を創りたい。多様な仲間とともに『自然の循環力に生かされる農業』を実践しながら「みんな違って、みんな同じ仲間。力を合わせればきっとなんでも出来る』を体現する『誰もが、本来のありのままの姿で輝き、その在り方が周りにも幸せをもたらす多様性が循環するイノベーティブな社会』の創造を目指します。
●私も『ぷらいどらんど』を応援しています。
川崎に残された貴重な農的空間を活用した共生社会へのチャレンジを応援しています。
今世界を見ると、SDGsが目指した方向とは逆で対立と分断が深まっています。そんな社会の希望の星が『農福連携』です。自然に働きかけ生き物を育てる農業には人間を癒す大きな力があります。また、農産物を加工・調理して提供するまでには多種類の仕事が必要で障害のある方や高齢者等にも多くの活躍の場、出番があります。 ぷらいどらんどではここ川崎の地で多くの人々の参画を得 て、分断された社会に橋を架け新たな地域共生社会創りに挑戦しています。私も全力で応援しています。

一般社団法人日本農福連携協会
会長理事 皆川 芳嗣さん
自立をめざして仕事をがんばっています。いっしょに仕事をがんばりましょう。
わたしたちは、ぷらいどたまごをあつめ、そのたまごをつかって、お菓子も作っています。 はじめ は、たくさんにわとりがいておっかなびっくりでした。たまごをとるところから、お菓子をつくるところまでできるのは、なかなかできることではありません。 ぷらいどらんどが、いろいろな経験ができる場所になるといいなと思います。これからもいっしょに仕事ができるとうれしいです。

社会福祉法人はぐるまの会
仲間自治会(当事者会)より